過バライ金請求手続きの流れと過バライ金返金までにかかる期間

過払い金 流れ

過バライ金請求を実際にする場合、その手続きはどのような流れで行われるのか?回収までの期間はどのぐらいかかるのか?

過バライ金請求手続きの回収までの流れと、回収までの期間を専門家へ依頼した場合と、自分で行う場合に分け詳細にまとめてみました。

過バライ金請求を依頼する流れと期間

過バライ金請求ってどんな流れで相談すればいいんですか?

まずは弁護士や司法書士の事務所に相談の電話をすることから始まるよ。

事務所によってはメール相談なんかも受け付けているところがある。

まずは相談の電話からですね。

 

過バライ金請求を弁護士や司法書士に依頼する場合に、相談~計算結果報告までどのような流れで手続きが進んでいくのか。

専門家へ依頼する場合は一度だけ弁護士・司法書士と面談をする必要がありますが、それ以外は基本的に専門家からの電話を待つだけです

まずは過払い金がどのぐらい発生しているか?借金がどのぐらい減るのか?匿名で簡単に確認したいなら

東京ミネルヴァ法律事務所

相談日時の予約の電話をする

過バライ金請求の電話相談ってどんなことを聞かれるんですか?

過バライ金が発生しているかを簡単に判断するために、借りていた会社名と何年ぐらい借りていたか?借入額はいくらぐらいで利用していたかは最低限聞かれるよ。

結構前に完済しているからあんまり覚えてないです・・・

完全に把握していなくても、最終的には事務所側で調べてくれるからある程度の内容で大丈夫だよ!

 

相談したい事務所が決まったらまずは面談の予約の電話をしますが、この電話では

電話相談
・どこの業者から借りていたか
・取引年数
・借り入れ額

 

を確認されます。過バライ金が発生しているかを確認するためです。5分程度で終わります

弁護士・司法書士との面談

弁護士とか司法書士との面談では何を聞かれるんですか?

なんだか緊張しますね・・・

あちらも仕事だからそんなに緊張する必要はないよ。

電話で聞かれた内容の確認と、今後の手続きの流れとか説明されて本人確認をして委任契約書を交わすって感じだから30分から1時間ぐらいで終わるはずだよ。

 

過バライ金請求を依頼するにあたって、まずは専門家と直接面談をすることになります。

面談の際は予約の電話の時と同様に、業者名、取引年数、借入額を確認され、後は本人確認、委任契約内容の説明、費用の説明をし、問題なければ委任契約書を交わします。

 

事務所によっては面談の時点で、裁判をする場合に備えて訴訟委任状を貰っておく事務所もあります。

30分~長くても1時間程度で終わります。以後の手続きはすべて専門家が行います。

受任通知送付

過バライ金請求を依頼した後はどうなるんですか?

依頼後の手続きは弁護士司法書士が行ってくれるから、依頼者は基本的には待っているだけだよ。

手続き的には、

・貸金業者へ受任通知を送って

・取引履歴を取り寄せて

・過バライ金の引き直し計算をして

・過バライ金を回収する

という流れだね。

 

専門家は依頼を受けたすべての業者に対して「受任通知」というものを送付します。

受任通知には以下の内容が記載されています。

受任通知
・過払い金請求の依頼を受けたので「取引履歴」を送付すること
・本人への連絡はしないこと

 

※取引履歴=何年何月何日にいくらのお金を借りて、何年何月何日にいくら返済してきたか、がすべて記載してある履歴です。

過バライ金の計算

専門家は取引履歴が届いたら次に過払い金の計算を行います。計算結果がでるまでの期間は業者から取引履歴が届くまでの期間により異なります。

取引履歴が届くまでの期間は、早い業者であれば1週間~遅い業者だと2か月ほどかかりますので、計算結果がでるまでは依頼する業者により異なりますが1週間~2か月、平均すると2、3週間ほどかかります。

計算結果の報告を受ける

専門家から電話等で計算結果の報告を聞き、話し合いで解決すべきか?裁判をして解決すべきか?今後の方針を決めます。

以下は裁判をする場合としない場合で手続きが異なります。

裁判をしないで過バライ金を回収する場合の流れと期間

過バライ金の回収はどうやってするんですか?

貸金業者に請求書を送って交渉して回収するか?裁判をして回収するか?だね。

裁判をするかしないかは、金額を多少減額してもいいから早めに回収したいという場合には裁判をしないことが多いね。

流れとしては貸金業者に請求書を送ると、いくらの金額をいつ支払うという和解の提案がくるから、和解すればその内容どおりの金額を期日までに返金されることになるよ。

 

あまり過バライ金が多額ではない場合や、回収を急いでいるという場合には裁判をせず話し合いで解決をします。

裁判をしない場合の返金までの期間は相手方業者や和解内容により異なりますが3か月~6か月ほどです。

過バライ金の請求書送付

専門家は依頼を受けた業者に対し、過バライ金を支払えという内容の請求書を送付します。

業者から和解提案がくる

請求書を送付すると、後日業者から減額して和解できないかと提案がきます。専門家から提案内容(金額と返金までの期間)を聞き問題なければ和解成立となります。

和解提案が来るまでの期間

業者ごと異なり、請求書送付から数日でくるところもあれば、1か月ほどかかるところもあります。平均1週間~2週間です。

和解の金額も業者ごと大幅に異なります。和解でも全額支払うところもありますし、半額以下の和解提案しかだしてこないところもあります。

返金までの期間

業者ごと2週間~半年ほどの開きがあります。平均としては和解してから1か月~2か月後の返還になります。

過バライ金の返金と書類の返却

和解した期日までに業者から過払い金が返金されますが、基本的には一旦専門家の事務所口座に入金がされ、先に費用を差し引いてから依頼者の口座へ返金されることになります。

その後、取引履歴や業者との契約書、和解書、領収証が専門家から返却され手続きは終了です。

裁判をして過バライ金を回収する場合の流れと期間

裁判をして回収する場合はどのような流れになりますか?

裁判所に訴えを提起した後は、だいたい月に1回ぐらいずつ裁判が開かれるんだけど、多くの貸金業者は裁判中にも和解の提案をだしてくるから、そこで和解することもできるし、折り合いがつかない場合は判決まで行くことになるね。

裁判には時間がかかるんですよね・・・

貸金業者によっては裁判をしても早めに和解できて、裁判をしない場合と比べてあまり遅くならない場合もあるよ。

ただ多くの場合は裁判をした方が時間はかかるね。

ただ、裁判の手続きも弁護士司法書士がするから基本的には依頼者は待っているだけだよ。

 

過バライ金を利息まで含めて全額回収したいとか、和解提案に納得がいかない場合は裁判を行うことになります。

裁判をするとしても、裁判所に出頭するのは専門家ですので、依頼者が裁判所に行く必要はないので手間になることはありません。

 

裁判をする場合の返金までは分断等の争いになる点がなければ6か月程。争点があり徹底的に争う場合は半年~1年ほどです

控訴等された場合は1年以上かかります。

訴訟提起

専門家は過バライ金の計算結果がでたら、その計算を元に裁判書類を作成し訴訟を提起します。

取引履歴と訴訟委任状があれば、裁判関係の書類作成は最短で即日でも可能です。

裁判期日決定

訴訟提起から2週間ほどで1回目の裁判が開かれる期日が決まります。

1回目の期日は訴訟提起から1か月後くらいに設定されます。

裁判所出頭

1回目の期日には被告である貸金業者はほとんど出頭しませんので、2分ほどで次回期日を決めて終了します。

次回期日も1か月ほど後になり、以降も月に1回ぐらいのペースで裁判は進みます。

判決又は和解

争いがなくても判決までには3回以上裁判が開かれることが多いです。

争いがあれば5回以上裁判を重ねることもあります。

裁判を進めている間にも業者からの和解提案がありますが、訴訟提起前と比べ納得のいく和解提案になることも多く、判決にならずに和解することも多いです。

過バライ金の返金と書類の返却

判決又は和解内容どおりに返金されます。

一旦専門家の事務所口座に過払い金が入金され、先に費用を差し引いてから依頼者の口座へ返金されることになります。

 

その後、取引履歴や業者との契約書、和解書、領収証が専門家から返却され手続きは終了です。

自分で過バライ金請求を行う場合の手続きの流れと期間

ちなみに弁護士や司法書士に依頼しないで自分で過バライ金を回収することはできるんですか?

基本的にはできるよ。

ただ、貸金業者によっては個人からの請求は裁判以外は受け付けないとか、不当に低い金額でしか和解できないとか言われる場合もあるみたいだね。

 

弁護士・司法書士の代理人をたてず自分で過バライ金を請求することも可能です。

弁護士・司法書士の代理人をたてず自分で過バライ金を請求する場合の手続きの流れを

自分で請求する場合の手続き方法

手続きの流れ
1.取引履歴を取り寄せる
2.過払い金の計算をする
3.請求をする
4.業者が減額の提案をしてくる
5.和解
6.返金

 

という流れになります。

裁判をする場合は3.か4.のタイミングで訴訟提起をし、判決後に6.の返金となります

過バライ金を請求するにあたり、まずは過払い金の金額を知らなければ請求はできませんし、金額が一番気になるところでしょう。

過バライ金を計算するために取引履歴が必要になります。

取引履歴取り寄せ

取引履歴には「○年○月○日○円借入、○年○月○日○円返済」というようにいついくら借りて、いついくら返してきたのかすべて記載してあります。

取引履歴を取り寄せるには貸金業者ごと異なりますが、下記の方法があります。

取引履歴取り寄せ方法
・郵送で取り寄せる
・窓口で受け取る

 

郵送で取り寄せるには業者によって、

郵送の取り寄せ方法
・電話だけで取り寄せ、または窓口で受け取る
・開示請求書を郵送して取り寄せ

 

取引履歴が届くまでは業者ごと期間が異なりますがほとんどの業者は1週間から1か月ほどで開示します

遅いところですと2か月以上かかる業者もあります。

業者は開示すべき義務がありますし、個人の方からの請求も何件も受けてますので、問題なく開示してもらえます。

 

取り寄せることによるデメリットもありませんので、遠慮せず請求してみましょう。

履歴がきたら、

過バライ金の計算

取引履歴を取り寄せたら2.の過払い金の計算(引き直し計算)をします。

計算方法には以下の方法があります。

計算方法
・計算代行業者へ依頼する。
・自分で計算する。

 

計算代行代行業者に依頼すると手間なく計算できますが、数千円の費用がかかります。自分で計算するなら費用はかかりません。

そんなに難しいものではないので、パソコンにExcelが入っているのならご自身で計算することをお勧めします。

ただし取引が長い方の場合には過払い金は多くなる可能性が高いですが、計算には時間がかかります。

 

計算用の専用のソフトはインターネットから取得できます。

過払い金計算ソフト
・名古屋式
・外山式

 

上記2つが有名です。「過払い 外山式」とでも検索すればすぐにでてきます。

ソフトの準備ができたらソフトのエクセル表へ日付、借入金額、返済金額を入力すると、過払いの金額がでます。

過バライ金を請求する

相手の業者へ過バライ金を返せという内容の請求をします。

基本的に書面での請求でなければ受け付けないと言われますので、請求書を送付します。

請求書はインターネットで検索するとひな形がでてきますのでそちらを利用します。

相手業者から和解提案~和解成立

ここ数年は個人の方が過バライ金を請求しただけでは、業者は請求された金額をそのまま支払うことはほとんどありません。

何割かの返還で納得してもらえないか?という提案をしてきます。提案金額は1割〜9割ぐらいと、業者ごとに大きく異なります。

金額に納得ができなければ、それ以上は話し合いでは埒があかなくなるので、裁判が必要になりますし、金額に納得できるのなら和解成立となります。

 

和解成立後は、和解書を交わします。和解書の内容は大雑把に下記のような内容になります。

和解書の記載内容
・和解金額
・返還日
・振込先口座
・支払いを怠った場合の遅延損害金
・これで終了とし、後で文句は言わない(清算条項)

 

個人の人が請求した場合、和解書の作成は業者側で作成することがほとんどです。

もしご自身で作成する場合には簡単なものでいいので、ネットからひな形を探すとでてきます。

和解書は2通作成し、お互いに1通ずつ持ち合うことになります。

 

請求書送付から和解提案までの期間は1週間~1か月ほどです

返金

和解後は返金予定日に返金されるのを待つだけです。

和解から返金までは和解内容により1か月~3か月ほどです

通常和解書を交わしたのに返金をしてこないことは考えられませんが、念のため振り込まれているかの確認はすべきでしょう。

過バライ金請求手続きの流れと期間のまとめ

簡単に過バライ金の流れと期間についてまとめましたが、特に期間と和解提案額については相手方の貸金業者次第で大きく異なってきます。

また、個人の人が過払い金を請求する方法についても書きましたが、過払い金請求に慣れている人はほとんどいないでしょうから、ある程度手間がかかることは覚悟してください。

最初は自分でやってみたけど、後でやっぱり専門家に依頼するということも、和解前であれば可能です。

 

しかし、その分回収までの期間は伸びてしまいますので、自信がないようであれば最初から専門家を使うことをおススメします。

過払い金がどのぐらい発生しているか?借金がどのぐらい減るのか?匿名で簡単に確認したいなら

東京ミネルヴァ法律事務所