ポケットカードの借金の任意整理(債務整理)

  • ポケットカードを任意整理すると返済は楽になるのか?
  • 任意整理のデメリットを知りたい
  • 相談した後の手続きはどうやって進めていくの

ポケットカードはマイカルカードからポケットカードへ社名を変更した後にファミマクレジットと合併した会社です。

現在はファミマTカードやTSUTAYAのTカードプラス、P-oneカードを発行しています。

支払いが厳しくなってきたら債務整理をすることで返済を楽にすることができますが、債務整理手続きの中でも任意整理で利息がカットできるか?という点と何回の分割が組めるのかは相手方の貸金業者ごとに異なります。

今回はポケットカードを任意整理するとどうなるのか?メリットと併せてデメリット等も解説します。

ポケットカードを任意整理するとどうなる?

ポケットカードの借金を任意整理するとどうなりますか

ポケットカードを任意整理をすると利息は免除してもらえるので、任意整理後は元金だけを分割で返済していくことになります。

分割払いの回数も60回ほどと長期の分割回数での支払いができるので、毎月の返済額も少なくなる可能性が高いです。

取引が長い人は借金が減額されたり過払い金が発生している可能性もあります。


  • 任意整理後の利息は0%になる
  • 分割回数は60回ほど
  • 過払い金が発生している可能性もあり

 任意整理後の利息はカット

任意整理後の利息は基本的には0%になりますが、ポケットカードから借り入れて間もない場合等は利息のカットに応じてもらえないこともあります。

分割回数

36回~60回払いなので、3年~5年ほどの分割払いになります。

ポケットカードを任意整理するメリット

任意整理をすることでどのぐらいのメリットが発生しますか

借入の額と利息、毎月いくら返済するかによって異なるので一概には言えませんが、毎月の返済額が減ったり完済までの期間も早くなったりする可能性があります。

また、完済までに利息だけで数十万円以上支払うことが多いので、利息がなくなるだけで数十万円返済額が減るというメリットがでることが多いです。


任意整理前の返済内容

利息17.95%で40万円を借りて、毎月12,000円返済していくと

任意整理をせずに返済する場合
完済までの期間約4年
毎月の返済額1万2,000円
完済までの利息の総返済額15万円以上

返済を続けて、借金が減ってくれば最低返済額も少なくなりますが、返済額を少なくすれば完済までの期間はもっと長くなりますし、完済までに払う金額もさらに増えます。

任意整理後の返済内容

40万円の借金を任意整理して利息0%、48回分割にした場合

任意整理をした場合
完済までの期間4年
毎月の返済額約8,400円
完済までの利息の総返済額0円

 

任意整理しない場合任意整理をすると

完済までに支払う利息の総額

15万円以上

0円
完済までに必要な期間約4年4年
毎月の返済額12,000円約8,400円

完済までに支払う金額が減り、さらに毎月の返済金額も少なくなります

60回分割にすると、完済までは5年かかりますが毎月の返済額は6,700円まで減らすことができます

任意整理のメリット

任意整理は家族や会社に秘密のまま手続きできる

任意整理は家族や会社に秘密にしたままできますか

任意整理は自己破産等と比べて必要になる書類も少なく、ポケットカードから連絡が来ることもないので家族や会社にバレる可能性が非常に少ない手続きです。

ただしブラックリストの影響には注意が必要です。


任意整理は、家族や会社に知られてしまうことなく手続きができる可能性が高いです。

任意整理をした後はポケットカードから本人に対して連絡が来ることはないですし、郵便物が届くこともありません。

自己破産や個人再生だと、家族や会社の協力が必要な書類の提出を裁判所から求められますが、任意整理ではそのようなことはありません。

そのため、自己破産や個人再生と比べて任意整理は、家族や会社に知られることなく手続きができる可能性が高い手続きです。

ただし、ブラックリストに登録されてクレジットカードが解約になったり、ローンが組めなかったりした際に不審に思われてしまう可能性はあります。

生活費等をクレジットカードで支払っている人は注意が必要です。

任意整理をせずに借金の支払いを滞納していると、ポケットカードから督促が来たり裁判を起こされたりして家族に知られてしまうこともあります。

裁判で判決を取られた後は給与差し押さえをされれば会社に借金を滞納していることを知られてしまうので、返済が難しい状況の人は任意整理をしない方が家族や会社に知られてしまう危険性は高いとも言えます。 

ポケットカードを任意整理するデメリット

任意整理のデメリットは何がありますか

ポケットカードは解約になってしまうことと、ブラックリストに登録されるのでその間はお金を借りたりカードを作ったりすることは難しくなります。

ただし、任意整理後に完済してから5年間でブラックリストの影響はなくなりますし、ネットショッピング等はデビットカードやpaypayですることができます。


ポケットカードが解約になる

任意整理をする会社のカードは解約になりますので、ポケットカードを任意整理するとポケットカードは解約になります。

何枚かポケットカード発行のカードを持っている場合は、全てのポケットカードのカードが解約になるので注意が必要です。

ポケットカードが解約になれば貯めていたポイントは失効してしまうため、ポイントが貯まっている人は事前に交換をしておきましょう。

ブラックリストの影響がでる

任意整理をすると信用情報機関に事故情報が登録されるので、いわゆるブラックリストに登録されることになります。

ブラックリストに載ると、任意整理をしていない会社のカードも使用できなくなる可能性がありますし、お金を借りたりローンを組んだりすることも難しくなります。

ブラックリストの影響は最大で完済してから5年間でなくなります。

完済から5年が経過してブラックリストの登録がなくなれば、審査に影響がなければクレジットカードを作成したりローンを組むことができるようになります。

※参考:CIC【信用情報とは】

任意整理をするとブラックリストに登録されるが、完済から5年でブラックリストの登録はなくなる

ポケットカードを任意整理するデメリット

ポケットカードの借金の減額や過払い金

イオンの借金が減額されたり過払い金が発生することはありますか

2007年11月よりも前からポケットカードと取引をしていたのであれば、過払い金が発生している可能性があります。

ただしショッピングの取引では借金が減ったり過払い金が発生することはありません。


利息制限法の金利の上限
10万円未満の借入20%
10万円以上~100万円未満の借入18%
100万円以上の借入15%

過去に法律の制限を超える利息で取引を行っていたのであれば、借金が減額されたり過払い金が発生することがあります。

ポケットカードも2007年11月以前は法律の制限を超える利息で取引をしていたので、2007年11月よりも前からポケットカードと取引を行っていた人は、正しい利息で計算をしなおす=引き直し計算をすると借金が減額されたり過払い金が発生している可能性があります。

ただし法律の制限を超える利息での取引はキャッシングでの取引だけなので、ショッピングリボ等では借金が減額されたり過払い金が発生する可能性はありません。

引き直し計算の結果、借金が全てなくなって過払い金が発生している場合は任意整理ではなく、過払い金返還について交渉を行っていきます。

過払い金が発生する場合はブラックリストに登録されることはありません。

参考:高利を支払っていた場合には、取り戻すことができるのですか?|法テラス

  • 引き直し計算の結果、90万円の借金が30万円まで減った場合⇒減額後の30万円を任意整理して、利息をカットし元金だけを分割で返済することになる。
  • 引き直し計算の結果、90万円の借金が全てなくなって過払い金が40万円発生してる場合⇒任意整理ではなく40万円の過払い金請求になる。

返済中でも引き直し計算をすると過払い金発生する

ポケットカードへの任意整理の流れ

任意整理の手続きはどのように進んでいくんですか

任意整理を依頼されたら弁護士や司法書士は受任通知という書類をポケットカードへ送付し、借金の金額や過払い金がないかを確認して、その後任意整理の交渉を行っていきます。

依頼者はポケットカードへの返済を止めて積立金を行う必要があります。


  1. 受任通知送付
  2. 積立金
  3. 引き直し計算
  4. 分割回数等の交渉
  5. 返済再開

受任通知送付

任意整理の依頼を受けた専門家はポケットカードに対して受任通知を送付して、返済を一時的に止めます。

支払いをストップしてもポケットカードからの督促が来ることはありません。

積立金を行う

ポケットカードへの返済を止めている間に、専門家の費用の分割払いと、任意整理後に返済をしていけるかを確認するために積立金をすることになります。

積立金は専門家の口座に対して3~6ヵ月間振り込むことになります。

引き直し計算~任意整理交渉

受任通知の送付から1~2か月ほどでポケットカードから取引履歴が届きます。

取引履歴を確認して、過去に法律の制限よりも高い利息で取引があった場合は引き直し計算を行います。

引き直し計算の結果、借金が減額される場合は減額後の金額の利息をカットして分割回数の交渉を行います。

引き直し計算の結果、借金が全てなくなって過払いの状態になっているのであれば過払い金返還についての交渉を行います。

当初から法律内の利息だった場合は借金が減額されたり、過払い金が発生することはないので、現在の元金から利息をカットして、分割で返済するように交渉を行います。

返済再開

ポケットカードとの任意整理の交渉が終わったら、交渉内容どおりに利息をカットしてもらい、元金だけを3~5年の分割払いで返済していくことになります。

依頼者が行うこと

  • ポケットカードへの返済を止める
  • 積立金をする
  • 任意整理の和解成立後は和解内容どおりにポケットカードへ返済していく

ポケットカードへの返済を止めている間に、任意整理後に毎月返済していけるかの確認と専門家の費用の分割払いのために、依頼者は専門家に対して積立金を行います。

任意整理を依頼してから3か月~6か月程度で任意整理の交渉がまとまるので、その後は任意整理の内容どおりにポケットカードへ返済をして完済を目指します。

積立金ができないと任意整理をしたとしても支払っていくことができないということになるので、任意整理ができなくなる可能性があります。

任意整理ができない場合は自己破産や個人再生を検討することになります。

任意整理依頼後に依頼者が行うこと

ポケットカードの任意整理まとめ

ポケットカードの返済が苦しくなってきたのであれば、任意整理をすることをおすすめします。

というのも、ポケットカードを任意整理すると、任意整理後の利息は0%にしてもらえて60回以上の分割払いにも応じてもらえます。

利息がなくなり長期の分割払いになることで、毎月の返済額が少なくなり、完済までに支払う金額も大幅に少なくなります。

いつ完済できるのかも明確になります。

このようにポケットカードを任意整理するメリットは大きいので、返済に困ってきたのであれば任意整理をすることで返済が大分楽になるでしょう。

さらに2007年以前からポケットカードでキャッシング取引をしている人は借金が減額されたり過払い金が発生している可能性もあります。

任意整理をするとブラックリストに登録されローンを組んだりすることはできませんが、その間は現金で生活したり、デビットカードを利用することで不便を感じることはなく生活ができると思います。