任意整理はパートやアルバイトでもすることはできる?

  • パートやアルバイトでも任意整理をすることはできるのか
  • 家族にバレずに任意整理できるのか
  • 任意整理ができる条件はあるの?

借金の支払いで毎月の生活が苦しい、毎月利息分しか返済ができていないので任意整理をしたいけど、正社員ではない人は任意整理をすることはできるの?

今回はパートやアルバイトで生計を立てている人でも任意整理をすることはできのかを解説しています。

パート、アルバイトでも任意整理できる

パートやアルバイトでも任意整理できるか

正社員ではなく、パートやアルバイトでも任意整理をすることはできますか

任意整理をすると3年~5年の返済になるので、安定した収入があって任意整理後に毎月の返済を行っていける見込みがあれば、パートやアルバイト、派遣社員の人でも任意整理をすることができます。


任意整理を行うと借金の利息は免除してもらうことができますが、残った元金を3年から5年間の分割で支払っていくことになります。

3年~5年という長期間の支払いになるので、任意整理は収入が安定していないと行うことはできません。

逆に言えば収入が安定していればいいので、収入が安定しているのなら正社員に限らずパートやアルバイト、派遣社員でお勤めの人でも任意整理を行うことができます。

日雇いの仕事や短期契約のパートやアルバイトの場合は、安定した収入とは認められず任意整理を行えないことがあります。

正社員であっても任意整理をしても毎月の返済ができそうにない場合は、任意整理を行うことはできません。

安定した収入があって任意整理後に返済を行っていくことができるなら、パートやアルバイトでも任意整理をすることができる

任意整理できるかの判断方法

任意整理で積立金が必要な理由

任意整理後に返済を続けていけるかどのように判断するんですか

任意整理後は3年~5年、36回~60回での分割払いになるので、借金の金額を36~60で割って毎月の返済見込額を計算します。

手取りの収入から、毎月の家賃等の生活費を除いて返済に回せる金額を算出し、返済に回せる金額が毎月の返済見込額を上回っていれば任意整理ができそうだと判断することになります。

後は実際に毎月積立金をして、任意整理後に支払っていけそうかをテストすることになります。


借金の総額を3年~5年の分割払いで支払っていけそうなのであれば任意整理を行うことができます。

任意整理後は一般的に3年~5年間の分割払いになるので、借金を36~60で割ることで任意整理後の毎月の返済額をおおよそ計算することができます。

後は手取りの収入から生活に必要な金額を引いて、毎月の返済に充てられる金額を計算して、返済に充てられる金額が任意整理後の返済額よりも多いのであれば任意整理ができそうだということになります。

任意整理できるパターン
Aさん

・毎月の手取り額 20万円
・毎月の支出額 17万円
・借金総額 100万円

手取り額から支出を引くと3万円になるので、毎月の返済に充てられる金額の上限は3万円です。

借金の100万円を任意整理して60回の分割払いになった場合の毎月の返済額は17,000円ほどになります。

任意整理後の返済見込額の17,000円よりも毎月返済にまわせる3万円のほうが多いので、Aさんは任意整理を行うことができそうだと判断できます。

積立金

上記のような計算で見込を立てた後は、実際に毎月弁護士や司法書士事務所に一定の金額を振り込む、「積立金」を行います。

積立金は3ヶ月~6ヵ月ほど行います。

実際に毎月振り込んでもらい、任意整理後ちゃんと支払っていけそうかどうかをテストします。

積立金ができない場合は、任意整理では支払っていくことは難しいと判断されるので、任意整理を行うことができなくなる可能性がある

任意整理は家族に秘密で行える?

任意整理は家族にバレずにできるのか

任意整理は家族に秘密にしたままできますか

任意整理は自己破産や個人再生と比べて、家族に秘密で行うことができる可能性が高い手続きで、会社に知られてしまう心配もありません。

例えば夫に内緒で任意整理をしたいパートタイマーで働いている人等も、家族に秘密のまま手続きを行うことができます。


任意整理は債務整理の中でも家族に秘密のままで行える可能性が高い手続きです。

自己破産や個人再生では同居の家族の収入証明が求められることもありますし、退職金の見込額の証明が必要になったりするので、家族や会社に知られてしまう可能性があります。

その点、任意整理では同居している家族がいても収入証明が求められることはないですし、退職金見込額の証明も必要ありません。

任意整理を依頼した後は貸金業者から本人へ連絡をすることは禁止されるので、督促等の連絡で家族に知られてしまう心配もありません。

弁護士や司法書士からの郵送物も事務所の名前を入れない方法や郵便局留めにしたり、連絡もメールだったり、電話やメールをする時間を指定できる事務所もあります。

任意整理では個人再生や自己破産よりも必要になる書類も少ないので、任意整理をしても家族や会社に借金がバレてしまうことはほとんどない

パートやアルバイトでも任意整理できるかのまとめ

パートやアルバイトで生計を立てている人でも、収入が安定していて、任意整理後の返済を行っていけそうなのであれば任意整理を行うことができます。

任意整理後に長期で毎月の返済を支払っていけそうかどうかの判断は、事前にある程度確認し最終的には積立金を行って判断をすることになります。

また、任意整理は家族に秘密で手続きを再度まで行える可能性が高い手続きなので、家族に秘密で借金をしている人も安心して任意整理の手続きを行うことができます。