paypay銀行(ジャパンネット銀行)を任意整理するメリットとデメリット

  • paypay銀行を任意整理すると返済は楽になるのか?
  • 任意整理のデメリットを知りたい
  • 相談した後の手続きはどうやって進めていくの

借金の支払いが苦しくなってきたら、任意整理をして借金の返済を楽にすることができます。

任意整理は消費者金融やクレジットカードだけでなく、銀行の借入も行うことができます。

ジャパンネット銀行は2021年4月5日にpaypay銀行に商号を変更しました。

※参考:ジャパンネット銀行【社名変更】

今回はpaypay銀行(ジャパンネット銀行)の借入を任意整理すると、どのようなメリットとデメリットがあるのかを解説しています。

paypay銀行(ジャパンネット銀行)の任意整理への対応

paypay銀行の借金を任意整理するとどうなりますか

paypay銀行を任意整理をすると、基本的には利息は0%になって元金だけを分割で返済していくことになります。

利息がなくなると返済した分だけ借金が減っていくため、完済までの期間も短くなる可能性が高いです。

分割払いの回数は36回~60回ほどになり、長期の分割払いになれば毎月の返済額も少なくなる可能性が高く、いつ完済できるのかも明確になります。


  • 利息は0%にしてもらえる
  • 3年~5年(36回~60回)ほどの分割払い
  • 過払い金は発生しない

※銀行からの借入では過払い金が発生することはありません。

paypay銀行のカードローンやフリーローンではSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)が保証会社になっています。

そのため、paypay銀行を任意整理する際は保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスと交渉を行い、返済もSMBCコンシューマーファイナンスに対して行うことになります。

任意整理後の利息

paypay銀行の借入から間もなく任意整理をするような場合でなければ、基本的に任意整理後の利息は0%にしてもらうことができます。

利息がなくなれば返済した金額の分だけ借金の元金が減っていくので、完済までの期間は短くなる可能性があります。

ただし、借入開始から1年未満等、取引の期間が短い場合は利息のカットには応じてもらえないこともあります。

任意整理後の分割回数

36回~60回=3年~5年ほどの分割で支払っていくことができます。

長期の分割払いになれば毎月の返済額は少なくなる可能性があります。

また、分割払いの回数が決まるので、いつ完済できるのかも明確になります。

 任意整理せずに支払っていく場合

任意整理をすると利息がなくなって長期の分割払いになると言っても、そのメリットはわかりにくいと思うので任意整理した場合としない場合で比較します。

利息18%で90万円借りて、毎月20,000円を返済していくとなると、完済までに6年4ヶ月かかり完済までに利息だけで60万円以上も支払う必要があります。

90万円を任意整理をせずに返済する場合
完済までの期間6年4ヶ月
毎月の返済額20,000円
完済までの利息返済額60万円以上

任意整理をすると

90万円の借金を任意整理して利息をなくして60回の分割払いになった場合は、5年間で完済できます。

毎月の返済額は借入額を分割払いの回数で割ると算出できるので、90万円÷60=15,000円になります。

90万円の借入を任意整理をした場合
完済までの期間5年
毎月の返済額15,000円
完済までの利息返済額0円

 

任意整理しない場合任意整理をすると

完済までの期間

6年4ヶ月

5年
毎月の返済額20,000円15,000円
完済までの利息返済額60万円以上0円
上記のケースでは任意整理をすることで完済までに支払う金額が大幅に減って、完済までの期間も短くなり、毎月の返済額も少なくなります

借入額が少額だったり、毎月の返済額によっては任意整理のメリットがあまり発生しないこともあります。

任意整理のメリット

paypay銀行での借金の減額や過払い金

paypay銀行の借金が減額されたり過払い金が発生することはありますか

paypay銀行からの借入では借金が減額されたり過払い金が発生することはありません。

法律の制限よりも高い利息で返済をしていた場合にだけ過払い金は発生しますが、銀行が法律よりも高い利息で取引をすることはないからです。

銀行からの借入の場合は借金の減額や過払い金が発生することはありませんが、利息を免除してもらい元金だけを分割で返済していくことが可能です。


利息制限法の金利の上限
10万円未満の借入20%
10万円以上~100万円未満の借入18%
100万円以上の借入15%

上記の制限を超えて借金の返済をしていた場合は、利息を直して計算することで借金が減ったり過払い金が発生することになります。

消費者金融やクレジットカード会社からの借入では法律の制限を超える利息での取引をしている場合もありますが、銀行からの借入では法律の制限を超える利息での取引をすることはありません。

銀行からの借入では過払い金は発生しないため、paypay銀行では借金が減額されたり過払い金が発生することはありません

銀行は過払い金は発生しない

paypay銀行(ジャパンネット銀行)を任意整理するデメリット

任意整理のデメリットは何がありますか

paypay銀行のカードローンは解約になります。

ブラックリストにも登録されるので、借金やローンを組んだりするのは難しくなりますし、他の会社のクレジットカードも解約になる可能性が高いです。

ただし、完済してから5年間でブラックリストの影響はなくなります。

ブラックリストに登録されている間もネットショッピング等はデビットカードやキャッシュレス決済のpaypayですることができます。


paypay銀行のカードローンは解約になる

任意整理をする会社は解約になるので、paypay銀行を任意整理するとpaypay銀行のカードローンは解約になります。

ブラックリストに載る

任意整理をするとブラックリストに載ることになります。

※参考:CIC【信用情報とは】

ブラックリストに載っている間はお金を借りたりローンを組んだり、クレジットカードを持つことは難しくなりますし、すでに持っているクレジットカードも止められたりする可能性があります。

なぜなら、お金を借りたりローンを組んだり、クレジットカードを作成する時、貸金業者等は信用情報を確認して審査を行います。

そのため、ブラックリストに登録されている間はお金を借りる、ローンを組む、クレジットカードを作成する等はほぼできなくなります。

また、クレジットカード会社は定期的に信用情報を閲覧しているので、任意整理をしない他社のクレジットカードも利用できなくなる可能性があります。

ただしブラックリストの影響は最長でも任意整理後に完済してから、5年ほどでなくなります。

ブラックリストに載っている間でもクレジットカードやローンを利用せずに、収入の範囲内で現金で生活するのなら支障はありません。

デビットカードやpaypayでネットショッピング等はすることができます。

paypay銀行の口座が凍結される

銀行を任意整理するときは1ヶ月から3か月の間は、銀行の口座が凍結されて預貯金と借り入れ金額とで相殺されることになります。

口座が凍結されている間は口座から出金はできなくなります。

任意整理前に口座からお金を引き出しておけば相殺されることはありません。

paypay銀行を任意整理するデメリット

任意整理の流れ

任意整理の手続きはどうやって進むんですか

まず受任通知という書類をpaypay銀行へ送付して、その後に利息のカットや何回払いにするか等の交渉を行っていきます。

受任通知が送付された後はpaypay銀行への返済はSTOPして、積立金を行うことになります。

依頼から3ヶ月~6ヵ月で交渉が完了して返済が再開されます。


  1. 受任通知送付
  2. 積立金
  3. 引き直し計算
  4. 分割回数等の交渉
  5. 返済再開

受任通知送付

任意整理を依頼された弁護士や司法書士はpaypay銀行に対して受任通知というものを送付します。

その後は銀行への支払いはSTOPして、弁護士や司法書士に対して積立金を行いますが、交渉が終わるまでは支払いを止める必要があるため、paypay銀行への支払いを止めても督促が来ることはありません。

積立金

paypay銀行への返済を止めている間に、依頼者は弁護士や司法書士に対して積立金を行うことになります。

積立金をするのは弁護士や司法書士への任意整理費用の分割払いのためというのと、「任意整理後は3~5年の分割払いになるので、長期間返済を続けていけるのかを確認するため」という意味もあります。

任意整理交渉

利息をなしにしてもらったり、何回払いになるのかの交渉を保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスと行っていきます。

銀行からの借入では借金が減額されることはありません

返済再開

交渉が終わったら保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスへ交渉内容どおりの返済を行っていきます。

依頼者が行うこと

  • paypay銀行への返済を止める
  • 積立金をする
  • 任意整理の和解成立後は和解内容どおりにへ返済していく

任意整理を依頼した後は、paypay銀行への返済は一時STOPすることになりますが、返済を止めても督促は来ません。

返済を止めている間に、依頼者は専門家に対して積立金を行う必要がありますが、これは任意整理後に毎月返済していけるかの確認と専門家の費用の分割払いのために行います。

積立金ができなかった場合は、任意整理をしても返済を続けて行くことができないと判断されるので、任意整理をすることができなくなる可能性があります。

その場合は自己破産や個人再生を検討することになります。

依頼してから3か月~6か月程度で交渉がまとまるので、その後は交渉の内容どおりに返済をして完済を目指します。

任意整理依頼後に依頼者が行うこと

任意整理は家族や会社に秘密のまま手続きできる

任意整理は家族や会社に秘密にしたままできますか

任意整理は自己破産等と比べて必要になる書類も少なく、paypay銀行から連絡が来ることもないので家族や会社にバレる可能性が非常に少ない手続きです。

ただしブラックリストの影響には注意が必要です。


任意整理は、家族や会社に知られることなく、内緒で手続きができる可能性が高いです。

自己破産や個人再生だと、家族や会社の協力が必要な書類の提出を裁判所から求められますが、任意整理ではそのようなことはありません。

また、任意整理をしている間はpaypay銀行から本人に対して連絡が来ることはないですし、郵便物が届くこともありません。

そのため、自己破産や個人再生と比較して、借金があることや任意整理をしていることが家族や勤め先に知られてしまう可能性は低いです。

ただし、ブラックリストに登録されてクレジットカードが解約になったり、ローンが組めなかったりした際に不審に思われてしまう可能性はあります。

生活費等をクレジットカードで支払っている人は注意が必要です。

任意整理は家族にバレずにできるのか

まとめ

paypay銀行の借入は任意整理をして利息をカットして36回~60回の分割で支払っていくことができます。

利息がなくなり長期間の分割払いになることで、毎月の返済額が少なくなって完済までの期間も早くなる可能性があります。

そのため、返済が苦しい人は任意整理をすることで返済が楽になります。

銀行の借入には保証会社というものが付いていますが、paypay銀行ではSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)が保証会社になっているので、任意整理の交渉は保証会社と行うことになります。

銀行を任意整理する場合の注意点としてはpaypay銀行の口座が一定期間凍結されることにも注意が必要です。

また、任意整理のデメリットとしてはまずブラックリストに載ることで、お金を借りたりローンを組んだり、クレジットカードも利用できなくなる可能性があります。

ただし、ブラックリストの登録は完済してから5年でなくなります。

ブラックリストに登録されている間も、収入の範囲内で現金で生活するのであれば影響は感じられないでしょう。

クレジットカードについては、デビットカードやpaypayを利用することでインターネットでの買い物等はすることができます。