任意整理ができないパターン3つ【意味のない任意整理とは】

債務整理の中でも個人再生や自己破産と比べて、任意整理は裁判所を通さずに簡易的に手続きができるので良く利用されています。

しかし場合によっては任意整理手続きを希望してもできない場合があります。

今回はどのような場合は任意整理をすることができなくなるのか?その対処方法について解説していきます。

任意整理が出来ない条件

任意整理をすることができないのってどんな場合なんですか?

色々あるけど、まずは任意整理をしても支払いができそうにない場合だね。

任意整理をしても返済ができない場合は自己破産か個人再生をするしかないよ。

たしかに任意整理をしても借金の支払いは残りますしね。

任意整理をして利息をカットしてもその支払いができないなら個人再生か自己破産をするしかないということですね。

そう。

後は任意整理に応じない業者からの借入の場合とか、借入してからすぐに任意整理を希望する場合とかだね


・任意整理をしても返済ができそうにない場合
・任意整理に応じない業者からの借入
・借り入れから短期間での任意整理

それぞれの場合について詳しく解説していきます。

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任意整理をしても返済ができない

収入が少なくなってしまって任意整理をしても返済ができそうにないんですけど・・・

任意整理をしても元金の返済ができそうにない場合は他の債務整理を検討すべきだね。

任意整理は利息をカットしてもらって元金だけを分割で返済する手続きで、任意整理後も元金を返済をする必要があるからね。

個人再生なら借金が減額されますし、自己破産なら借金そのものの支払いが免除されますしね。

そうだね。

このように借金が膨れ上がってしまった後は任意整理では解決できなくなってしまうことがあるから、返済が難しくなってきたなら早めに相談をすべきだね。


任意整理は利息を0%にしてもらって元金だけを分割で返済していく手続きです。

また、貸金業者ごとに何回程の分割返済になりそうなのかはある程度わかりますので、現在の借金を分割回数で割ることで毎月の返済額を算出することができます。

そのため、収入がなくなってしまったとか、毎月の支出に対して収入が少なかったりして任意整理をしても返済ができそうにない場合は任意整理ができなくなる可能性があります。

任意整理できるか

E・Mさん
・毎月の手取り額 25万円
・毎月の支出額 22万円
・借金総額 250万円

手取り額から支出を引くと3万円になるので、毎月の返済に充てられる金額の上限は3万円です。

しかし、借金250万円を任意整理して60回の分割払いになった場合の毎月の返済額は4万円以上になります。

毎月返済にまわせる3万円よりも任意整理後の返済である4万円のほうが上回っているため、E・Mさんは任意整理では解決できないということになります。

任意整理では支払えない場合はどうする?

任意整理をしても元金の返済ができそうにない場合は任意整理をしても意味がありませんので、借金が減額される個人再生か、借金の支払い自体がなくなる個人再生を選択すべきということになります。

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なるべく任意整理で解決したい場合は?

借金が大きくなりすぎてしまうと自己破産でしか解決方法がなくなってしまいますので、支払いが厳しくなってきたらなるべく早めに相談をすれば任意整理で解決できる可能性は高くなります。

任意整理に応じない貸金業者

任意整理に応じてくれない会社もあると聞いたんですけど?

任意整理はあくまでも任意の話し合いだから、任意整理に応じてくれない会社もあるんだ。

任意整理に応じない会社は結構あるんですか?

いや、大手の消費者金融やクレジット会社、銀行等は基本的に応じてくれるから、ほとんどの場合は問題なく任意整理できるよ。

だからあんまり気にしなくてもいいかもね。


個人再生や自己破産と異なり、任意整理は専門家と貸金業者との任意の話し合いで行います。

そのため強制力はなく、任意整理に応じてもらえない会社もあります。

任意整理に応じない会社がある場合は、そこだけ任意整理の手続きから外してその他の会社だけを任意整理することもできます。

任意整理に応じない会社はどんな会社

比較的小規模な会社です。

大手の消費者金融や、クレジット会社、銀行等はほぼ任意整理に前向きに応じてくれます。

なので任意整理に応じてもらえない会社というのはあまりありませんので、そこまで気にする必要はないかもしれません。

交渉が難しいところも交渉利息を5%程度つけたり12回~24回程度の分割には応じてくれたりする会社もあります。

また、任意整理に応じてくれる会社でも任意整理の交渉開始から3ヵ月ほどたつと本人を訴えてくる会社もありますので、そういった会社は早期に任意整理の交渉を終了させる必要があります。

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借入からすぐに任意整理する場合

借金をしてからすぐに任意整理するのは難しいんですか?

そうだね、借入からすぐに任意整理だと最初から利息を払う気がなく借り入れをしたんじゃないか?と見られて任意整理に応じてもらうのは難しくなるよ。

そうなんですね・・・

確かに借金してからすぐだとそう思われてしまうのは仕方ないかもしれないですね。

どのぐらいの期間だと難しくなるのかは相手方にもよるところだから、相談してみるのが良いと思うよ。


借金をしてから、あまり間もなくすぐに任意整理をする場合は詐欺的な借り入れとみなされて、交渉が難しくなります。

ただし会社によっては借り始めから短くても任意整理を認めてくれたりする場合もありますし、ある程度長い期間取引を行っていても利息を少しつけてもらいたいと言ってくる場合もあります。

任意整理ができない場合まとめ

任意整理が出来ない理由には「任意整理をしても返済ができない」、「任意整理に応じない業者」、「借入から間もない場合」の3つがあります。

ただし大手の業者はほとんど任意整理に応じてくれますし、借入から間もなく任意整理することもあまりないことですので、あまり任意整理ができない場合というのはありません。

なので任意整理ができない場合について解説しましたが、あまり気にせずまずは相談してみることをおすすめします。