過払い金の詐欺に注意!悪徳な事務所を避けるには?

最近はあまり聞かなくなりましたが、過払い金請求を利用した詐欺があります。

せっかくの過払い金が詐欺にあってほとんど手元に残らなかった・・・などということにならないための対策をご案内します。

弁護士・司法書士以外は危険

過払い金で詐欺があるって聞いたんですけど、それはどんな詐欺なんですか?

 

代表的なのはNPO法人とかが勧誘してくるパターンだね。

過払い金請求というのは弁護士か認定司法書士しか行えない業務なんだけど、NPO法人等が勧誘して弁護士、司法書士に紹介をして紹介料を取るんだ。

 

それだとどんな問題があるんですか?

 

NPO法人等が紹介料をもらっていることから紹介料と弁護士、司法書士への報酬とが必要になり、かなり割高な費用になってしまうんだ。

費用が高くなれば請求した本人の手元に戻る金額は減ることになるよ。

 


NPO法人等が過払い金請求の勧誘を行い弁護士、司法書士に顧客を紹介して紹介料を得るという手法があります。

この場合は弁護士、司法書士は紹介料をNPO法人等に支払っていることから弁護士、司法書士の費用へ紹介料が上乗せされ費用が高額になっていることがほとんどです。

過払い金請求で詐欺の被害にあわないために

過払い金請求をする際に詐欺にあわないためにはどのような点に気を付ければいいんでしょう?

 

まずは弁護士や認定司法書士以外には相談しないことだね。

 

弁護士か司法書士以外には相談しないことですね!

 

どこで調べるのかわからないけど悪徳な事務所は電話勧誘してきたりすることがあるようだから、そのような事務所には依頼しないことだね。

どこがいいかわからない場合は法テラスを利用するのもいいと思うよ。

 


過払い金請求で詐欺の被害にあわないためにはどうすればいいのか?

弁護士・司法書士以外に相談しない

過払い金請求や債務整理を行えるのは弁護士か認定司法書士だけですし、勧誘をしてくるようなことはありませんので勧誘をされた場合は信用せず、ご自身で調べて信頼できると思った事務所に依頼をすべきです。

ホームページ等をみて信用できそうな事務所を探し、さらに電話で話してみて信用できそうなら依頼をして、費用等を聞いても明確な答えがないような信用できない事務所なら別の事務所にまた相談をしてみるのもいいでしょう。

弁護士や司法書士以外で過払い金を相談するなら以下の場所をおすすめします。

・法テラス
・弁護士会等の無料相談
・司法書士会等の無料相談

悪徳な弁護士・司法書士もいる

インターネットで調べると悪質な弁護士とか司法書士とかもいるって聞いたんですけど?

 

そうだね、残念ながらそういう専門家もいるみたいだね。

 

悪質な専門家にあたると具体的にはどのような問題があるんですか?

 

よく聞くのは相談しただけで依頼をしていないのに勝手に手続きを進めていたり、高額な費用を請求されたりとかあるみたいだね。

あと手続きを依頼したのに放置されていて全く進んでいないとか、勝手に本来の金額よりも減額して和解されてしまったとかだね。

最悪なのは過払い金の着服だね、本来の過払い金の一部しか返却しなかったり、全く返さないということもあるようだよ。

 


弁護士や司法書士であっても一部には悪徳と呼ばれる人も存在します。

悪徳事務所を避けるには

じゃあ悪徳な事務所を避けるにはどうすればいいんですか?

 

ホームページをみて費用が明確に記載されている事務所に依頼すること、弁護士や司法書士が直接会って面談を行う事務所に依頼すること。

面談時に費用や今後の手続きがどのように進んでいくかの見込みを聞き、もし信用できないと感じたら依頼をしないことだね。

 


悪徳な事務所にあたるとどのような被害にあるのかと、それをできるだけ避ける方法を解説します。

費用が高額な場合

高額な費用を請求されて過払い金のほとんどが費用に消えてしまい、過払い金がほとんど帰ってこないという相談を受けることがあります。

依頼前にホームページや電話で費用を確認して、他の事務所とも費用を比較すべきです。

また、依頼時にもきちんと費用を聞き、契約書の費用も確認することで被害を防ぐことができます。

勝手に依頼したことになっていた

相談をしただけなのに依頼をしたことになっていたという場合、契約書等を交わしていないのであればその旨を伝え、それでも話にならないようであれば弁護士会や司法書士会等に相談してみるべきです。

手続きが進まず放置されている

依頼後、全く連絡がなく手続きが進んでいるかの確認も取れないような事務所もあるようです。

事務所からの連絡もなく、事務所へ連絡しても手続きがどの程度進んでいるかの説明もないような場合は弁護士会や司法書士会へ相談すべきでしょう。

できるだけ依頼時に過払い金が返還されるまでの見込を聞いておくことも大切です。

勝手に減額して和解をされていた

本来の過払い金よりも少ない金額で勝手に和解をされたという相談を受けることもあります。

和解は貸金業者と専門家で行うものですが、相手方の貸金業者があることなので和解後に撤回するのは難しくなります。

そのため事前に和解の見込を聞いておくこと、過払い金の計算結果がでた時点等の和解前に必ず本人へ確認をしてから和解を進めることを確認しておくべきです。

ほとんどの事務所では計算結果がでた時点で計算結果の金額や裁判するかしないかの回収方法を確認するために本人へ連絡をして、さらに貸金業者から和解の話しがきたら本人へ和解の金額を伝えて、本人の了承が得られたら和解をするという流れで業務を行っています。

過払い金を着服された

費用とは別に過払い金を専門家が着服して、本来回収した金額よりも少ない一部の過払い金しか返却されないとか、過払い金の回収は行ったはずなのに過払い金が振り込まれないということもあるようです。

この場合も弁護士会や司法書士会、警察等へ相談すべきです。

また、過払い金返却後は普通の事務所なら和解書や費用の領収書、貸金業者から取り寄せた取引履歴を返却してもらえます。

和解書には貸金業者の印鑑も押してあり、和解の金額も記載されているので、和解書等をきちんと返却する対応をとっている事務所なら通常は着服することは考えられませんので、手続きが完了した際は和解書や領収書、取引履歴等を返却してもらえるのかを確認しておくのもいいでしょう。

弁護士や司法書士が直接会って説明をする事務所

過払い金請求の相談時には弁護士や司法書士が面談をする義務があります。

しかし、中にはほとんどの説明を資格のない事務員に任せて、最後に弁護士や司法書士が登場して確認だけするという形態の事務所もあります。

弁護士や司法書士が直接面談を行う事務所へ相談をして、疑問点を全て解消できたなら依頼をして、信用できないなら別の事務所に相談をするべきです。