過払い金請求を相談する事務所選び【後悔しない選び方】

  • 依頼をする事務所を間違えるとどんな問題が起きるのか
  • 良い事務所を選択するためにはどうすればいい?

過払い金を請求をしたけど、やっぱり別の事務所に相談すれば良かった・・・と後悔してしまう人がいます。

今回は弁護士、司法書士の専門家に相談する際に、事務所選びで後悔することがないようチェックすべきポイントをご紹介します。

過払い金請求を相談する事務所を間違えた場合のデメリット

過払い金請求で事務所を間違えるデメリット

依頼を受けた弁護士、司法書士は代理人として、あなたに代わって過払い金請求の手続きを行います。

基本的には代理人にお任せになりますが、専門家と言っても事務所ごとの当たり外れはあり、中には詐欺的な悪徳事務所も存在します。

良い事務所を選ぶことがあなたにとっての過払い金請求を満足できるものするか決める1番のポイントになります。

後で事務所選びに失敗したと気づいても、貸金業者と和解済であればキャンセルはできませんし、ブラックリストの影響がでてからでは手遅れになってしまいます。

事務所の選択を誤ると下記のような事態に陥る可能性があります。

  • 費用が高い
  • 回収額が少ない
  • 手続きが遅い、放置される
  • 事務所との連絡がとれない
  • ブラックリストに載ってしまう等のデメリットについて説明がない

過払い請求の費用(手数料)の相場

過払い金請求の費用

費用の説明がほとんどなく、過払い金のほとんどが費用に消えたという話しも実際に耳にします。

費用はなるべく安い事務所を選ぶようにするべきです。

費用が高いほうがきっちり手続きしてもらえるんじゃないかと思う人もいるでしょうが、費用が安くてもきっちり手続きをする所もありますし、費用が高いのに過払い金の回収額も少なく、手続きも遅い所もあります。

個人的な印象としては良心的な費用の事務所は手続きに対しても良心的です。

  • 着手金=0円
  • 基本成功報酬=0~4万円
  • 成功報酬=20%以下、裁判の場合25%以下
  • 減額報酬=0~10%

多くの事務所が上記の金額内にしていますが、中には上記の基準を超える事務所もあります。

過払い請求相談費用(手数料)比較の目安

過払い金請求の場合、単純に下記の相場を超えない金額が手数料比較の目安になります。

  • 基本成功報酬=0~4万円
  • 成功報酬=20%以下、裁判の場合25%以下

※特に残額がある時に、減額した金額に対して数%の費用がかかる「減額報酬」は、高額になることがあるので無いに越したことはありません。

下記の名目で追加費用がかかるところもあります。
  • 実費
  • 手数料
  • 通信費
  • 出張費

通信費や手数料という、曖昧な表現の費用で数万円取られたというお話もあります。

ホームページに費用が掲載されていても念のため電話や面談の際に、他に費用はかからないのか確認することをおすすめします。

過払い金の回収方法を確認

過払い金の回収割合

せっかく手数料の安い事務所を選んでも、回収額が少なければ結果として手元に戻ってくる過払い金は少なくなります。

相談する弁護士、司法書士を選ぶ際は、過払い金の回収の方針も確認しておく必要があります。

方針は特になく、依頼者が望むように業務を行っている事務所もありますし、事務所としての過払い金回収の方針を設けている所もあります。

  • すべて訴訟をして、過払い利息を含めて全額を回収する
  • 一切裁判をしないで、一定の基準額で話し合いで回収する

当然訴訟をしたほうが戻ってくる過払い金は増えることになりますが、お金が戻ってくるまでの期間は長くかかる傾向にあります。

裁判をしないところでは金額は少なくなりますが、返金までの期間は早くなります。

過払い金の回収を急いでなく、金額重視であれば訴訟をして取り戻したほうがいいですし、回収を急いでいたり、裁判まではしたくないのであれば話し合いで解決できる所のほうがいいでしょう。

必ず裁判をして回収する方針の事務所では、裁判なしで早めに解決してほしいと言っても依頼を受けてもらえない事があります。

裁判をしない方針の事務所では、裁判をして全額回収してほしいと言っても依頼を受けてもらえない事があります。

※事務所を選ぶ際にはあなたの希望と、その事務所の方針が合っているかも確認することをおすすめします。

費用面以外で良い事務所を選ぶポイント

基本的にはホームページを比較することになりますが、下記を目安にしていただければと思います。

弁護士、司法書士が直接の面談をするか

請求したカードが解約になる、借金が残った状態で請求する時はブラックリストに載る可能性があること等、注意点については弁護士や司法書士から直接伝える必要があります。

しかし、面談のほとんどを事務員に任せている事務所もあります。

面談を事務員まかせにするところはその後の手続きも事務員まかせにしがちですので、トラブルの元になります。

ホームページの情報量が多いか

ホームページの情報量は多いに越したことはないです。

特に業者ごとの情報が多い事務所は、業者ごとの分析を行っていて、行き当たりばったりで手続きをしているものではないことが伺えます。

過払い金回収までの期間の目安を載せているか

過払い金請求の解決までの期間を載せているのであれば、その日数を大幅に超えることはないでしょう。

何か月も依頼を放置されたという人もいるので、上記のような事務所であればそのような可能性は低いでしょう。

手続き終了時に書類を依頼者に返却するか

手続き終了時の返却書類としては領収書や和解書、報告書、取引履歴等がありますが、手続き終了時に書類を返却しない事務所もあります。

取引履歴があれば過払い金がいくら発生しているのか確認できますし、和解書があれば貸金業者といくらの金額で和解したのかを確認できます。

和解書や取引履歴を返却しないところでは、弁護士司法書士が言っている過払い金の金額や和解金額が本当なのかわからず、手続き内容の信ぴょう性も怪しいものになります。

もちろんほとんどの事務所はちゃんと業務を行っていますが、過去に嘘の和解内容を本人に報告して、過払い金を着服していたということが実際にありました。

(例=本当は100万円で和解したのに50万円で和解したと報告し50万円を着服)

ホームページを更新しているか

過払い金請求に対する業者の対応は年々変わってきています。

それなのに数年前の情報をそのままにしているようでは業者の新しい主張に対し良い対処が望めません。

大手事務所=安心できる訳ではない

過払い金相談件数何万人とCMをしている事務所に相談に行ったが、対応が悪かったからと他の事務所に相談をする人は多くいらっしゃいます。

テレビやラジオでCMを大量に流してい務所に電話したら、電話では多額の過払い金が発生していると言っていたのに、実際に相談に行ったら過払い金は発生しないと言われた・・・という話しを何度も聞くことがありました。

CM等の広告費をかけている分、費用が高くなる

大量に業務をこなしているため手続きは遅くなる

手続きが遅くなると早めに業務を終了させるため業者と安易な和解をするので回収額は少なくなる

という悪循環に陥っている事務所もあるようです。

費用が高いのに手続きが長くかかり、電話をしても担当がころころ変わり前回話した内容が伝わっていなく、毎回同じ話しをする羽目になったということがあるようです。

大手事務所すべてがそうではなく、大手でも悪い噂を全く聞かない事務所もあります。

まとめ

弁護士、司法書士と言っても当たり外れは激しい業界です。依頼した事務所によって結果が大きく変わります。

なるべくなら後悔することのないように、事前に調べたうえで相談をするべきです。

また、一度相談した後も不信感があればキャンセルをして、また別の事務所に相談してみるのも良い方法です。